プログラミング」カテゴリーアーカイブ

技術書典 7 (2019/09/22) に出典致します。

池袋サンシャインシティで2019年9月22日に行われる、技術書典 7に出展致します。

サークル名「Nanoseconds Hunter」で、「し22D」に配置されます。

頒布情報:Programmer’s Pocket Reference

 プログラマー・エンジニア向けの情報を見開きサイズに情報を凝縮して、内容をまとめています。

第1部: コーディング



 第1部では、プログラミング言語同士を比較できる形で、文法・仕様やイディオムをまとめました。
 いままでの書籍にはあまりない、それぞれの言語の特徴や違いをつかむことができる書き方になっています。また、多くのプログラマー・エンジニアは精通している言語をお持ちだと思いますが、慣れていない言語でどう書けばいいのかを調べたい時や、いつも使用しない言語のアプリケーションのコードを読む必要ができた時にも役に立つことと思います。



第2部: 開発のメモ

 第2部では、コンピューターを使用する際に知っておくと便利な知識・必要な情報を見開き形式でまとめました。
 インターネットを調べると旧仕様の内容が検索で上位に出たり、Googleで検索しにくい単語(例: 正規表現で「+」の意味するところは?)を確認する時にも便利だと思います。また、ネットワークが繋がらない状態で作業をしないといけない時や、トイレでの読み物にも役になってくれると思います。

体裁と価格

紙の本(表紙のみカラー、A5 白黒を予定) と 電子版 (PDF) を 併せて配布できたらと思っています。価格は、印刷部数をまだ検討中ですので決まり次第記載致します。(紙 + 電子セットで1000円よりは高くならないはずです。)

是非チェックのほどよろしくお願い申し上げます。

技術書典6に参加申し込みしました→残念ながら落選でした…

当選したら、プログラマー向けのポケットリファレンスマニュアルを出したいと思います。

プログラマー向けのポケットリファレンスマニュアルで、多岐にわたる内容を、スーツのポケットに入るサイズにまとめて1冊にしたものです。

ネットワークがつながらない場所での調べ物、内容の復習、自分用メモの書き込み先、ググラビリティの低い単語の意味の確認など、様々な用途に使用できると思います。

紙書籍の配布ですが、購入いただいた方には電子版を無料でおつけしようと思います。

詳細をまた記載致しますので、是非チェックください。

残念ながら落選でした。抽選率も高かったようですね。

原稿もあるので、また次の技術書展に申し込みたいと思います。

RをJavaScript(Node.js)から使ってみる +α:R Advent Calendar 2017 day 7

この記事は、Japan.R 2017での講演内容を再編成した物です。

Node.jsで作られたアプリケーションや、Electronアプリケーションを、Rと連携させたいと思ったことはありませんか?

JavaScriptとRの連携

Rで統計処理をしているときに、JavaScriptでインタラクティブなビジュアライゼーションを行いたい、ということはあると思います。この目的であれば、shiny (Winston Chang et al.)という便利なパッケージがあります。htmlwidgets(JJ Allaire et al.)も便利なパッケージで、threejsbokehなどの連携を行うことができます。

では、逆は、というとあまり決定的なアプリケーションはありません。npmをみてみると、controlr, r-script, computerというパッケージがありますが、どのパッケージもRをspawnしてstdin/stdout経由でアクセスしているだけであり、すこし物足りません。

そこで、勉強がてら自前ですこし作ってみることにしました。

libr-bridge

libr-bridgeはlibr(WindowsではR.dll)と連携して、Node.js環境からRを使用するパッケージです。

libr-bridgeを利用することで、Rの関数にアクセスすることが出来ます。eval関数も備えていますので、とりあえずデータだけ渡してしまって、凝った作業をRスクリプトで行い、結果を受け取ることも出来ます。

まだまだfactorやdata.frame, S3/S4クラスなど対応しないと行けないことは山積みですが、Node.jsで出来る作業の幅を広げてくれます。

どうやって実現しているの?

ぜひ、ソースコードを見ていただきたいですがlibRのAPIをゴリゴリに呼び出して動作を行っています。Rの内部挙動を理解するのにも役に立ちました。

小ネタ

Rでは倍精度浮動小数点(double9は他言語と同じようにIEEE 754に従って、実装されています。これは、1bitの符号と、11bitの指数部、52bitの仮数部で数値を表す方式です。

NaNはこの決まりに含まれており、指数部のbitがすべて1であり、仮数部が0以外のもの、と定められています。これは他の言語も共通です。

しかし、 NAはR独自の表現であり、この決まりの中には含まれていません。

Rでは、少し特殊な仕組みでNAを実現していて、仮数部が1954(R言語設計者の一人のRoss Ihakaの誕生年)のNaNをNAとして区別して扱っています。

今回、libr-bridgeを作るのに、Rの内部を調べていくうちにこういった小ネタをいくつか見つけたので、また次の機会にでも記事にしたいと思います。

Electronドキュメントの翻訳 (Crowdinへの移行) : Electron Advent Calendar 2017 day 4

Electronの多言語ドキュメントが最近Crowdinへ移行し、翻訳作業が大変やりやすくなりました。

ここでは、その経緯と使い方について説明しています。

なぜCrowdinに移行したの?

もともとは日本語など、英語以外のドキュメントもelectronレポジトリの中に含まれており、翻訳を行う際にはdocs-translationsを編集してpull requestを送る、という方法で行われていました。

しかし、この方法には

  1. ドキュメントがなかなか英語の最新版に追いつかない
  2. Pull requestの処理が大変

という問題がありました。

一点目の「ドキュメントがなかなか英語の最新版に追いつかない」ですが、docs(英語版)のドキュメントが編集され、新しいメソッドの追加やメソッド名の変更があったり、書かれていた方法がDeprecatedになっていても、なかなか翻訳版のほうがそれに追いつかなかったり、またたくさんの言語があるために言語ごとにバラバラの作業で一貫性が保てていないという状態になっていました。

二点目の「Pull requestの処理が大変」ですが、electronリポジトリには、たくさんのPull requestが送られていますが、動作に関わるもの多くなかなか大変そうです。それにもかかわらず、細々したドキュメントの翻訳などのmerge作業もCheng ZhaoさんZekeさんをはじめとしたElectronの開発コアメンバーが行うことになってしまっていました。

そこで、翻訳の作業の効率化と質の向上のためCrowdinに移行することになりました。

doc-translationsディレクトリは、Deprecate /docs-translations #11039をもって削除されて空になっています。

Crowdinってなに?

CrowdinはWebから使用できる翻訳プラットフォームです。Githubとの連携がとてもしやすく、またオープンソースソフトウェアの開発には無料で使用できるという大きなメリットがあります。

一度翻訳した言葉をドキュメント内で一貫性を保つためにシソーラスを作ったり、機械翻訳を参考にしたり、複数人での作業のために投票機能があったりと、さまざまな機能があります。

どうやって使うの?

まずはCrowdinのユーザー登録を行います。登録にはGithubやTwitterのアカウントを利用することが出来ます。登録後、Electronドキュメント翻訳のプロジェクトを開きます。

言語の設定を行っているためJapaneseが一番上にあがっています。翻訳を行う言語をクリックします。

クリック後は、ドキュメントに含まれるファイルが出てきます。右の青いバーが翻訳率で、こう見ると日本語はほとんど翻訳されていないファイルも多いのが分かります。

今回は、翻訳が全くされていないinstallation.mdを翻訳することにしてみます。ファイルを開くと下のような画面が表示されます。

左側に翻訳文書全体が表示されます。赤がまだ作業を行っておらず未翻訳の部分、黄色が現在編集中の部分、緑が翻訳済みの部分です。

右側で実際の翻訳作業を行います。場合によっては下の機械翻訳や、過去に翻訳したドキュメントに同じ文章があれば表示されますので、それを参考にします。タグは<0></0>といった形で原文の物を引用できます。

翻訳の都合上、タグの順番が変わったり、括弧の対応が減ったりすると警告が表示されますが、わかりやすい翻訳にするためにあえて文書を構成した場合は気にしなくてかまいません。

翻訳されたドキュメントはどこから見るの?

翻訳されたドキュメントは、Crowdinからしばらくするとelectron-i18nリポジトリに取り込まれ、Electronのウェブサイトから見ることが出来ます。数日以上かかることもあるので気長に待ちましょう。

Pocket C.H.I.P. が届いた

Pocket C.H.I.P.が届きました。2016年5月に申し込みをしているので、実に半年かかったことになります。(当時はまだ49$でした)

プチプチに包まれたPocket C.H.I.P.

こんな感じのプチプチに包まれて香港からやってきました。

C.H.I.P.とPocket C.H.I.P.

Pocket C.H.I.P.にあわせて、C.H.I.P.とHDMI DIPを購入。こちらもおいおい触って行きたいです。 続きを読む

タブ文字はもう使うべきではない (Python + vim編)

Ubuntu 12.04 LTSからUbuntu 14.04 LTSにアップグレードしたところ、vimの設定ファイルが変わったのか、自分の.vimrcの設定に関わらず、tabstopが8で表示されるようになってしまいました。

tab8

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LMS法について

近年、年齢ごとの標準値などを考える際に、LMS法という統計手法が用いられることが多くなっています。

従来の正規分布の考えと、その考え方からなぜLMS法が生まれてきたかを解説します。

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gitのお気に入りコマンドなど

お気に入りのgitの設定およびコマンドです。

git status -sb

と登録しておくのがお勧めです。git status –short –branchの省略形です。

通常の場合、

を実行すると、

gitstatus

と、本来必要である情報以上にたくさんのメッセージが表示されます。もちろん、なれないうちは大変助かるメッセージではありますが、慣れてくると冗長すぎてむしろ見通しの悪さを感じてきます。

では、

gitstatussb

と、本来必要な情報を簡潔に表示してくれます。

git 1.8.4以上をお使いならばGitの更新ログにあるようにstatus.shortとstatus.branchというconfigがありますのでそちらを利用するのもお勧めです。

pager = less -r

(参考: どせいけいさんきより)

git diffなどの結果は、core.pagerで設定したコマンドに送られます。現在の設定が不明な場合は

で調べることができます。おそらく、設定していない場合はlessが標準のページャとして使用されていると思います。

標準のlessは長い行を折り返してくれないので、

gitless

こんなかんじで、長い文は右側にはみ出してしまって見通しが悪いです。

.gitconfigに

と設定することで、

gitlessr

長い行は自動的に折り返してくれるので見通しが良くなります。

git diff –word-diff

長い行も一度に表示できるようになって少し見通しが良くなったとはいえ、上記のdiffでは結局どこが変わったのか調べるのはかなり大変です。

を使うと

gitworddiff

変更になった部分だけをハイライトして表示してくれます。知っていると便利なコマンドです。

git commit -v

コミットログの記載画面にコミット内容を表示することができます。

gitcommitv

こんな感じでコミットログ記載部分の下部に今回のコミットではどの部分が変更されたかが表示されます。

git log –graph

僕のおすすめは

です。

gitloggraph

こんなかんじで履歴をコンソール上でグラフィカルに表示してくれます。いろいろ設定オプションがありますが僕は上記を使っています。

もちろん、vim上でgregsexton/gitvを使うという手もあります。

Google Code Jam Round 1A – Problem A. Bullseye

Problem A. Bullseye

X個目(0 origin)の黒い円の半径 = (r+ 2X + 1)2 – (r+2X)2

a2-b2=(a+b)(a-b)なので上記 = (2r + 4X + 1)

n番目までの円を書くと、使うインクの総量はΣ(x=0 to n) 2r+4x+1

Σ(x=0 to n) x= n(n+1)/2、Σ(x=0 to n) 1=n+1。

ので、上記 = 2n2 + (2r+3)n+(2r+1)となる。

2n2 + (2r+3)n+(2r+1) > t →  2n2 + (2r+3)n+(2r+1) – t > 0

解の公式より上記nを求める

結局perlでやってみた。

vim QuickRunとsyntasticで clang++のC++11を使う方法

これでMac OS 10.8.3 Mountain Lion + Xcode 4.6.1でもC++11使い放題。

動かない場合はきちんとclang++がインストールされているか、まずはwhich clang++で確認を。