ハードウェア」カテゴリーアーカイブ

技術書典 7 (2019/09/22) に出典致します。

池袋サンシャインシティで2019年9月22日に行われる、技術書典 7に出展致します。

サークル名「Nanoseconds Hunter」で、「し22D」に配置されます。

頒布情報:Programmer’s Pocket Reference

 プログラマー・エンジニア向けの情報を見開きサイズに情報を凝縮して、内容をまとめています。

第1部: コーディング



 第1部では、プログラミング言語同士を比較できる形で、文法・仕様やイディオムをまとめました。
 いままでの書籍にはあまりない、それぞれの言語の特徴や違いをつかむことができる書き方になっています。また、多くのプログラマー・エンジニアは精通している言語をお持ちだと思いますが、慣れていない言語でどう書けばいいのかを調べたい時や、いつも使用しない言語のアプリケーションのコードを読む必要ができた時にも役に立つことと思います。



第2部: 開発のメモ

 第2部では、コンピューターを使用する際に知っておくと便利な知識・必要な情報を見開き形式でまとめました。
 インターネットを調べると旧仕様の内容が検索で上位に出たり、Googleで検索しにくい単語(例: 正規表現で「+」の意味するところは?)を確認する時にも便利だと思います。また、ネットワークが繋がらない状態で作業をしないといけない時や、トイレでの読み物にも役になってくれると思います。

体裁と価格

紙の本(表紙のみカラー、A5 白黒を予定) と 電子版 (PDF) を 併せて配布できたらと思っています。価格は、印刷部数をまだ検討中ですので決まり次第記載致します。(紙 + 電子セットで1000円よりは高くならないはずです。)

是非チェックのほどよろしくお願い申し上げます。

Arduinoで温度計を作ってみた

Arduinoの登場のおかげで、電子工作の敷居がぐっと下がりました。
今回、Arduinoで温度計を作ったので、メモ代わりに経過を記載しておきます。

注意:この記事では、私が初めて行った電子工作について、困った点・分かり難かった点を備忘録がわりに書いているものです。

プロトタイプ作り

まずは、ブレッドボードとArduino Mini (正確にはその互換品)でプロトタイプを作成します。作成に当たって必要と考えた機能は以下の通りです。

  • 現在の温度・湿度を表示する機能
  • 気温の経過をグラフで表示させる機能
  • 上記を、ボタンで切り替えを行える

この機能を実現するために、まず以下の部品を準備しました。

  • Arduino Nano または 互換品
  • DHT-11
    • 温度を測るのに使います。
    • モジュール化されている物(抵抗がすでについている物)でも、そのままの物でもかまいません。
    • Amazonで購入(173円)することもできますし、秋月電子(Web, 実店舗)などでも購入することができます。
  • I2Cで接続するディスプレイ
    • 3.3V-5Vで動作する物を選ぶと後から便利です。
    • Amazonでこちら(1個440円)を購入しました。
  • ブレッドボード・ケーブル・コンデンサ・抵抗・スイッチ

これを用いての、ブレッドボードでの組み立てとコードの作成を行いました。
(コードは、この記事の最後に記載しています。)

  • 注意点
    • DHT11は、モジュール化している物を使用しないのであれば、シグナルピンを4.7KΩ(推奨)でプルアップします。4つのピンは、左からVCC(3.3-5.5V), シグナル, 未使用, GNDとなっています。
    • I2CはNano, UnoではSDA->A4, SCL->A5です。
    • 2番ピン(モード切替スイッチ)は内部プルアップ(INPUT_PULLUP)を使用しています。

プロトタイプの問題点:チャタリングへの対策

実際に動かしてみると、温度は出るのですが、なんだかちょっと動きが変です。ボタンを押してみるとうまくモードが切り替えられる時もあれば、そうでもないこともあります。

原因はチャタリングです。ソフトウェアだけ考えていると気が回らないのがおもしろい点です。

ボタンを押したときのD2の部分の電圧を測るとこのようになっています。

ボタンを押す前は、内部プルアップ(INPUT_PULLUP)により5Vとなっていますが、ボタンを押すとGNDレベルになった…あとに、また5Vになって、再度GNDレベルになってます。
そのため、1度の押下で、2度の割り込みが発生してしまっています。

ソフトウェアで処理を行って回避することもできますが、今回はコンデンサを配置してハードウェア的に対処してみます。
実際に取り付けてみたところ:

急な電圧変化が抑制されており、チャタリングでの反応が抑制されていることが分かります。

余談ですが、Arduinoの割り込みルーチン内でのチャタリングへのソフトウェアでの対応は、delay関数が使えないこともありやや面倒です。

プロトタイプから完成品へ

いちおうこれで使用できるものができました。が、ブレッドボードのままでは少し使うのには不便です。
ケースに入れて使用できるようにしましょう。

手に入りやすく大きさの手頃なケースとして、FRISKのケースを使用することにします。ケースに入れるにはArduino Nanoだとやや難があります。理由は:

  • 価格的にややもったいない
  • ピンヘッダが邪魔をして、高さ的に収まらない
  • Mini USBであり、Micro USBとくらべるとややケーブルの汎用性が下がる

そのため、今回はATMEGA328Pをそのまま使用することにします。

生のATMEGA328PをArduinoとして使用できるようにしてプログラムを焼きこむのには、手元にあるArduinoをISPとして使用してもいいのですが、今回はUSBaspを使用しました。
5V, 8MHzの設定で書き込みを行なった後、水晶振動子を最終的に使用しなくて良いようfuseを変更します

USBaspの使用で困った点として、最初の書き込みはJP3をショートさせて低速モードを使用しないと書き込みができませんでした。なかなかうまくいかず調べたところ、ATMEGA328Pは内部クロック1MHz相当で出荷されるとのことです。

秋月電子通商で購入したフリスクケースサイズの基盤に半田付けを行い、USB-microでの給電でどこでも使用できるように致しました。

やってみて思ったこと

  • コンデンサと抵抗はあらかじめ何種類もを組み合わせている物を買っておくと便利です。電子部品取扱店であれば、言えば奥から出てくると思います。ほかにもスイッチやLEDなど一通りセットになったものもAmazonで購入できます。
  • 都内の方は秋月電子通商での買い物を行うのが良いと思いますが、私は神奈川なのでサトー電気 横浜店・町田店が便利でした。

ソースコード

Pocket C.H.I.P. が届いた

Pocket C.H.I.P.が届きました。2016年5月に申し込みをしているので、実に半年かかったことになります。(当時はまだ49$でした)

プチプチに包まれたPocket C.H.I.P.

こんな感じのプチプチに包まれて香港からやってきました。

C.H.I.P.とPocket C.H.I.P.

Pocket C.H.I.P.にあわせて、C.H.I.P.とHDMI DIPを購入。こちらもおいおい触って行きたいです。

Pocket C.H.I.P.

なかには、こんな感じで本体が入っています。

チュートリアル

起動するとチュートリアル画面に。

img_2014

メニューにはないですが、ターミナルからsurf "http://www.yahoo.co.jp"とするとブラウザも起動できます。Ctrl+Gで任意のアドレスに移動、Ctrl+-で縮小などのショートカットキーも使用可能。

追記: Ctrl+H/L – 戻る/進む, Ctrl+O – ソースコードに切り替え, CTRL+Q – 終了

img_2023

apt-get installすれば、みんなの大好きなslだってnethackだって使用可能。

これはなかなか面白いものを手に入れました。

困った点

  • “-“キーがzshでだけ効かない → .XmodmapでKP_Substractとなっているところをminusにすればよい
  • Pocket C.H.I.P.のfirmware?というか、flashメモリのアップデートしたい → 本体からC.H.I.P.をわざわざ外さずとも、上部にある”FEL”と”GROUND”をクリップかなんかで短絡させて、そのままChromeでC.H.I.P. Flasherを起動したPCに接続すれば良い(らくちん)
  • 日本語表示されない
    • sudo apt-get install locales⏎
    • sudo dpkg-reconfigure locales(日本語選ぶ)⏎
    • sudo apt-get install fonts-ipafont⏎
  • bluetoothどこで設定するかわかんない
    • C.H.I.P.と違ってPocket C.H.I.P.はGUIで設定できないのでbluetoothctlあたりを駆使する。
  • うまいことタップできない
    • 上のほうはなんだかタップしにくいので
    • sudo apt-get install xinput-calubrator⏎
    • xinput_calibrator⏎
    • これでうまいこと調整する
    • もしくはせっかくUSB付いているのでマウス繋げると楽チン
  • sudoしたいけどパスワードわかんない
    • ID: chip / PASS: chip か、ID: root / PASS: chipだよ
  • 追記
    • Ctrl + Tab で起動中のアプリ切り替え

「情熱価格」のACプラグ付充電器を試してみた。

ドン・キホーテのプライベートブランドの「情熱価格」のACプラグ付充電器 が出ていたので試してみました。インターネット上で検索しても、全く情報がなかったので、少しレビューを書いておきます。

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商品概要
型番 MJ-LI309/310/311
内蔵電池 リチウムイオンポリマー
電池定格容量 3.7V/3000mAh
入力 AC 100V-240V
出力 USBポート / DC 5V 最大 2A
収納式microUSBコネクタ / DC 5V 1A
 サイズ  幅5.4×縦8.4×厚さ1.9 [cm]
重量 105g
(ドン・キホーテのホームページより)

パッケージの製造元を見ると、株式会社アルファとなっており、こちらの商品のようです。

同等製品の定番のものとしては、Panasonicのモバイルバッテリー搭載AC充電器がありますが、情熱価格の本商品は2500円程度で購入できて、同等品と比べてかなり値段は安いものになっています。

IMG_1196

パッケージには、充電器とともに、microUSBケーブルが一本付属されていました。

IMG_1198

ちょっとした充電には、収納式のmicroUSBコネクタがついていて、Androidのスマホなどであればこちらだけで充電できそうです。ただ、こちらの出力は1Aに限られているとのこと。

とりあえず、iPhoneを充電してみました。2Aのポートを使って、USB-Lightningケーブルを使用して充電しています。

IMG_1205

まずは、この「10%」表示が出たところからスタート。

charging

充電してみたところ、1時間半程度で10%から90%まで充電できましたので、まずまず優秀な方なんじゃないでしょうか。

100%に到達したところでもまだ残量は残っているようでした。

次にコンセントにつないだ上で、MacBook 12inchの充電に2Aの方の充電ポートを使用してみました。

充電器を繋いでシステム情報を見てみると、

10W

一応10Wで認識されている様子。iPhoneの充電器などを使うと、5Wと表示され、「充電中: いいえ」となるので、それより多くの電流が流れているようです。ただ、行う処理によっては電池マークが

スクリーンショット 2016-05-09 15.24.35 スクリーンショット 2016-05-09 15.26.51

メニューバーのバッテリーアイコンがこういう感じで「白い電池」と「黒い電池」を往復するので、給電はできるけど安定して充電はできない・・・という感じのようです。ただし、バッテリー10%程度にした状態で、画面を閉じて5時間ほど置いておくと朝までには100%となっていたので、使っていない間の充電には十分なようです。

自称”2A”でしたが・・・

IMG_1199

うーん、実測では1.60Aしか出ていませんでした。

でも、ちょっとした出先での作業には、

の3つがあるだけで大変小回りが利くし、軽くてカバンの中に入れていても気にならないのでオススメだと思いました。

ディスクの故障とデータのサルベージ

ディスクの故障、ある日突然やってきます。残念ですが、ハードディスクは消耗品であり、ある日突然データが読めなくなっても不思議ではありません。現在普及しているUSBメモリ・SDカード・SSDも物理的には安定とはいえ、何らかのトラブルが起これば読み込みができなくなることも多々あります。

自分がトラブルに陥った時に、たいへん助かったツールをご紹介いたします。

まずはじめに・・・

あなたがこのサイトを、Googleで探し当てたということは、おそらくデータのバックアップを取っていなかったということを意味するのだと思います。

今回を契機に、適切なバックアップ環境の構築をおすすめします。データの復旧は、バックアップの何倍もコストが掛かり、時間を浪費し、また確実にデータが戻ってくるとは限りません。

データ復旧専門の会社

復旧には手間も時間もかかります。もし自信がなければ、お金がかかりますがデータ復旧専門の会社、たとえば日本データテクノロジーさんなどの専門会社さんへ依頼するのがお勧めです。

注意: 以後のソフトウェアはプロフェッショナル向けです。使い方を間違えると、復旧できるはずだったデータが戻らなくなるだけではなく、現在確保できているデータさえ失う可能性があります。

GNU ddrescue

辛うじてデータが読み込みできているディスクに頻繁にアクセスを行うと、それだけでディスクに負担をかけてしまうことになります。まずはディスクをイメージとして確保しましょう。

古典的にはddコマンドが使用されてきましたが、より便利なコマンドであるGNU ddrescueをおすすめします。

ddコマンドは、データを前から読み込みをします。データの不良領域がなければそれでも構わないですが、不良領域があればその読み取りに時間をかけてしまい、その領域以降のデータの読み込みが遅々として進みません。それにより、ディスクに負担をかけてしまい、不良領域以外の読み取れるはずだったデータに影響が出る可能性もあります。

GNU ddrescueは、その点少し賢いコマンドです。読み込めるところだけ読み込んでしまい、その後不良領域の読み込みをtryする、試行回数は3回まで…なんて使い方ができます。

もちろん、基本はddコマンドなので、救出しようとしている領域より大きいデータ保存領域が必要です。イメージから抜き出したデータを保存するためにも、救出するデータの2倍の領域を確保しておくのをおすすめします。たとえば、20GBのパーティションのデータを保存するなら40GBが、200GBなら400GBの領域を用意しておきましょう。

また、このコマンドを使用するには最低限システムからディスクが認識できる状態にする必要があります。起動できなくなったノートパソコンのハードディスクからデータを取り出す場合などは、SystemRescueCdなどから起動してディスクが見える状態にするか、SATAのHDDをUSBで接続できるケーブル(amazonで「SATA USB HDD」といったキーワードで検索すればたくさん出てきます。たとえばこれとか。)を使用することになります。

インストール

Windowsの方は、Cygwinベースのものを使用することができます。もしくは、SystemRescueCdを作っておくのが、簡単で便利です。

デバイス名の確認

ddrescueを使うために、デバイス名の確認をしましょう。

Mac

Macにもfdiskはありますが、残念ながらデバイス名の確認には使えません。マウントできている場合はdf -hで確認できますが、トラブルが起こっているディスクがマウントできるとは限りません。

付属のディスクユーティリティを使うことでデバイス名を調べることができます。

FATなどの管理領域が壊れてしまっているディスクの場合、接続すると読み取りができないというメッセージが出ます。「無視」をクリックして下さい。

diskunavailable

ディスクユーティリティを起動すると左のリストにディスクが表示されますので、対象のディスク(またはパーティション)を選択して、「情報」を押して下さい。

diskdevname1

「情報」を押すと、ディスク識別子が表示されます。下図では「disk3」となっており、デバイス名としては「/dev/disk3」を使用していくことになります。

diskdevname2

Ubuntu

Ubuntuの場合、sudo fdisk -lでデバイス名の確認ができます。

ディスクのサイズなどを参考に、どのデバイス名が割り当てられているかを確認して作業を進めていきます。

データの取り出し

デバイス名も確認できたことですし、データをイメージとして確保しましょう。それではまずは初回の読み込みを行います。

デバイス名には、先ほど調べたものを指定します。これが間違っていると、時間をかけてデータを取り出しても全く意味が無いことになります。注意して指定しましょう。

書き出し先の名前は何でも良いですが、必ず充分な空き容量があるデバイスを指定するようにして下さい。Macの場合、拡張子を.imgにすれば修復後にディスクユーティリティからマウントでき、大変便利です。

ログファイルの指定は大切です。この中にはディスクのどのブロックを読み込めたか、どのブロックは読み込みに失敗したかなどの情報が入っています。

初回の読み込みには、--no-split (または-n)を指定することをおすすめします。このオプションを指定することで、読み込みに時間がかかる場所をスキップすることができます。

うまく読み込めた場合は、とりあえずここで終了です。エラーがあり全てのブロックが読み込めていない場合は読み込み直しを行いましょう。

ログファイルにどのブロックが読み込めているかの情報が入っているので、もう一度実行すると先ほど読み込めなかった部分をトライできます。

--direct(または-d)オプションを指定すると、カーネルのキャッシュを使用せずにアクセスできます。

-rオプション(–retry-passesまたは–max-retries)で、何度試行を行うかを指定できます。

ディスクイメージ(またはパーティション)が取得できたら次の段階に進みましょう。

TestDisk

イメージが取得できたら修復を行います。可能ならこの時点での取得したイメージをバックアップしておくことをおすすめします。

もっとも簡単なのは、取得したイメージを別のハードディスクに書き込むもしくはループデバイスとしてマウントしてから、fsckを走らせるという方法です。これで改善されればいいですが、fsckで修復できる範囲はそれほど広くありませんし、そもそもパーティションが認識されていなければ太刀打ちできません。

今回はオープンソースソフトウェアのTestDiskを紹介します。

インストール

Windowsの方は、公式サイトからバイナリを取得することができます。

修復の実行

先ほど取得したイメージを引数にして起動します。すると次のような画面が開かれます。

ファイルに間違いがないことを確認してProceedを選択しましょう。この画面で(RO)と表示されているまたは、「書き込みができない」という内容のエラーが出た場合は、取得したイメージファイルのユーザーまたは書き込み権限をチェックして下さい。(おそらく、sudoで作業してrootの所有のままになっているのです。)

次の画面では、パーティションテーブルの種類を選ぶように指示されます。

Intel/PC partition(MBR)を使用しているか、EFI GPT(GUIDパーティションテーブル)を使用しているかは場合によりますが、比較的新しいHDD / SSDならEFI GPTであると思います。古いHDDやFAT32でフォーマットされていたUSBメモリの場合Intel/PC(MBR)かも知れません。

うまく検出された場合は、画面の下部に「Hint: EFI GPT partition table type has been detected.」などと表示されますのでその場合は指示にしたがいましょう。

次の画面では、Analyse(分析)を選びましょう。

Analyseを選ぶと、以下のように出てきました。

Bad GPT partition, invalid signature. Trying alternate GPTとのことで、どうやらGPT部分が壊れていたが、予備の情報が使用できるようです。今回はラッキーなケースでした。Quick Searchを押して、パーティションを表示します。予備情報もダメになっている場合や、Quick Searchでは全てのパーティションが表示されなければDeep Searchを行って下さい。

無事パーティションが見つかれば、この画面でPを押しましょう。

これで、ディスクに含まれていたファイルが表示されました。ファイルを選択してCを押せば、データを取り出すことができます。

元の画面に戻って、[Write]を押して正しいパーティション情報を書き込めばループデバイスとしてマウントしたり、Macではディスクユーティリティでマウントできます。これで一件落着です。

パーティション情報が見つからないなど、この方法で修復ができない場合は次のPhotoRecを試すことになります。

PhotoRec

不幸にしてtestdiskでは修復ができなかった場合は、同時にインストールされるPhotoRecを試してみましましょう。TestDiskはFATなどの管理領域を修復することでディスクのデータをアクセス可能な状態にするものでした。

PhotoRecは少し違います。ディスク全体を捜査してデータが含まれている領域を探し出します。例えば、JPEGファイルは「0xff, 0xd8, 0xff, 0xe0」・「0xff, 0xd8, 0xff, 0xe1」・「0xff, 0xd8, 0xff, 0xfe」といったデータから始まります。ブロックがそのようなデータから始まっている場合はJPEGファイルとして読み込みをtryして復元を試みます。PhotoRecでは、JPEGだけでなくZip, MS Officeファイル, PDFなど270種類のファイルタイプを認識し、出来る限りデータを復元しようとします。

ファイルシステムに依存しないので、うまく行けば削除してしまったファイルすら修復することができます。たとえば、デジカメのSDカードの画像を間違って消してしまった場合なども、上から新しい画像を保存してしまう前であれば、高確率でデータを取り戻すことができます。

ただし、データがディスク上に直線上に並んでいない時(断片化している時)はうまく修復できません。

で起動すると、TestDiskと同じような画面が出てきます。

Proceedを押して進むとパーティションの一覧が出てきます。・・・が、今回のディスクは壊れてしまっているので残念ながらパーティション情報は出てきません。Unknownを選択してディスク全体を捜査することにします。(パーティションが認識されていれば、対象のパーティションを選ぶか、Wholeを選択します。)

File Optを押せば、どの種類のファイルを検索するか指定できますが、今回は気にせず標準の設定でSearchを選択します。次の画面ではext2/ext3/ext4か、それ以外のファイルシステム(FAT/NTFS/HFS+など)を選択しましょう。

保存先のディレクトリを指定して「C」を押すと、ディスクデータの検索が始まります。

ディスクを網羅的に検索するのでかなり時間がかかります。気長に待つことにしましょう。

全部で384個のデータが救出されたようです。

recovereddata

残念ながら、ファイル名とディレクトリ構造は修復されませんし、すべてのファイルが正常に戻るわけではありません。ですが、全く読み込めなかったものがここまで戻ってくるなら上出来だと思います。


さて、あなたは運良くデータを取り戻すことができたでしょうか。ディスク障害の原因は多岐にわたり、ここであげた方法で全てのデータが戻ってくるわけではありません。くれぐれもこまめなバックアップをおすすめします。

超音波洗浄機

超音波洗浄機を買ってみました。シチズン 超音波洗浄機 SW1500です。

めがね

これでいつでもメガネをきれいにすることができますね。見た目には綺麗になってるのかどうかよく分からなかったですけど、洗浄したあとの水にはゴミみたいなのかけっこう浮いていたので綺麗になったのでしょう。

 

万年筆

というより、一番の購入目的は万年筆の洗浄です。Pilotのcapless decimoに、コンバーターを使用してセーラーの顔料系インクを使用しています。とてもはっきりとした黒で使いやすいのですが、やはり顔料系であり乾くと詰まりやすいので時々洗浄してあげたくなります。

よく水洗いしたしばらく水につけたりしているはずなんですが、超音波洗浄するとやはりまだまだついているインクが残っているようです。

 

ごぼう

 

おまけでごぼうを洗浄してみたら

綺麗なごぼう

 

土がとれて綺麗になりました。

WiMAXを導入してみた。

先月からエリア内ということでWiMAX導入してみました。というわけでレビューです。場所は、とある政令指定都市の片田舎、わかりやすく言うと大都会岡山の北区の端っこです。

WiMAX導入のきっかけ

いままではKDDI auのPacketWINを使用していました。こいつはなかなかの速度で使えて、エリアもとても広く素晴らしかったですが、いかんせん高価で、最大で13,000円/月かかります。もちろん、データ通信を行わなくてもメールや携帯サイトで結局はダブル定額の最大値まで行ってしまい結局は4,200円/月かかると考えると、差額としては+9,000円/月くらいですけど、それでもなかなか高価です。対応プロバイダを使用していないとau.NETで+900円/月かかります。

今回はWiMAXの4,480円/月(プロバイダ料金も不要)というのに魅力を感じて乗り換えを決意しました。

WiMAXの種類

WiMAX = UQ WiMAXかと思っていたら、Bic WiMAX ServiceYAMADA Air Mobile WiMAXなどいろんな会社が提供しているんですね。どれも電波強度・速度は一緒ですが、今回はBic WiMAX Serviceに申込むことにしました。

Bic WiMAX Service

Bic WiMAXの一番のすごいところは、端末がムチャクチャ安く手にはいることです。端末は選べず、MW-U2510のみですが、Amazonだと12,800円(AA)のこいつが2,800円とびっくりするほどの値引きっぷりです。安いからといって割賦や二年縛りがあるわけじゃないのがすごい。ただ、これで手に入るMW-U2510は市販のものとは違い”Bic WiMAX Service”専用機で、他のWiMAXサービス提供者との契約は不可能とのことです。

それ以外にWi2 300が無料でついてくるそうですが、大都会岡山では残念ながらマクドナルド以外に使用できる店舗がなく、これについてはあまり魅力的じゃありませんでした。

WiMAX使用

買ってきた通信端末。

通信端末

Bic WiMAXでお得なのはMW-U2510です。通常のMW−U2510と違って、

通信端末

色が黒いです。それがどうしたといわれると何でもないですが。

マニュアル4部

なぜか、「かんたん設定マニュアル」が2セットはいってました。Mac2部とWin2部。謎。

接続図

で、こんなふうにUSBポートに刺すと、ディスクとして認識され、インストーラを実行する事ができます。

光学ディスクアイコン

こんな感じで「WiMAXInstallDisk」というアイコンがデスクトップに表示されます。この中にインストーラーが入っています。ただし、インストーラーは製造元のシンセイコーポレーションのウェブサイトに新しいバージョンのものがありますのでインターネットに接続されている環境では最初から新しいものを入れることをおすすめします。あとからバージョンアップもできますが。上の 「WiMAX CU」はインストール後の接続ソフト。

ようこそ

で、まぁインストーラを起動して普通にインストール。特に困ることなく進んでいきます。

インストール完了後は先程の「WiMAX CU」のアイコンがデスクトップに現れますので起動してみます。

WiMAX端末が接続されていません

で、ここで困ったのがどうがんばっても「WiMAX端末が接続されていません」となるんですよね。いろいろ試してみた結果、どうやら64 bitカーネルで起動しているとうまく認識されない(64bitドライバが含まれていない)みたいです。64 bitカーネルを使用中の方は32 bitカーネルに変更する必要があります。これからどんどん64 bit化されて行く時代にとても残念ですが、次期バージョンで改善されることを期待しています。

WiMAXが見つかりません

で、32 bitカーネルに切り替えて起動してみるとデバイスは認識されました。が、圏外・・・。

デバイスをUSB延長ケーブルに接続して窓際に置いてみると

WiMAX接続中

おぉ、電波が入った!数mしか離れていないのに窓際はやっぱり違いますね。電波強度が弱いので心配しましたが、速度の方は

471.4KB/s

安定して450KB/s程度は出ているのが分かると思います。モバイルインターネットとしては無類の速さです。今まで使っていたPacketWINは実効130KB/s程度出ていたのですが、YouTubeでHD動画一本見ただけですぐに速度制限が始まってどんどんと低速になっていましたが、Bic WiMAXは(今のところ)速度制限はされてないようで、しばらく負荷をかけても安定した速度が保てました。

使ってみて

まず、みんなが書いていることですが、電波状況はムチャクチャ悪い。公式サイトのエリア内でも、建物に入ると数mで通信できなくなります。さすが2.5GHzですね、と嫌味も言いたくなるほどです。これは正直企業努力でどうにかなるものじゃないので心配になるほどです。WiMAX→WiFiレピーターで屋内は対応しようか、という話もあるそうですがじゃあ最初からWiFiでいいじゃんWiMAX端末いらないじゃんとなってしまうのでこの辺どうなるかは楽しみなところではあります。

ただ、窓際など接続出来る場所では十分な速度が出ます。電波強度弱くらいで450kb/s(3.6Mbps)くらいは平均してでるっぽいです。しかし、こればかりは電波が入らないとどうしようもないので導入を検討される方は、15日間お試しキャンペーンなどを利用して普段使えるところが電波を拾うか必ずチェックすることを強くおすすめします。

あと、Mac上でしか使ってないですが、wimaxdやWiMAX Connect Utilityが何度か落ちました・・・。端末をつけたままハイバネーションから復帰すると戻ってこないことも多いし。通知領域にもアイコンがあるくせに無駄にDockも占領するし(対策法のDisabling the dock icon参照)。何とかならんものか。

最後に

なんだかんだ悪いとこもあるけど、通信速度もなかなか早いし、結構満足しています。リフレクターを作成すると速度が早くなる、という記事を見たので実際に試してみましたが確かに速度が早くなる様子でおすすめです。僕はダイソーで売っている金属ボウルを使っています。また、少しずれただけでかなり電波強度が変わるので、最低でも5m程度のUSB延長ケーブルを用意しておくといろいろな位置において試せるので便利そうです。

プロバイダがない、ということでプロバイダ提供のメールアドレスがありません。僕は全く困ってないですが、フリーメールでは申込めないサービスを利用される方は困ることがあるかもしれません。一応。

今後の安定度向上とエリア拡大に期待しています。


どこでもインターネットしたい人のためのエントリ

インターネット中毒の皆様(俺を含む)、どこでもインターネット出来ないと大変なことになりますよね。
外出先や通勤中でもインターネットをするにはどうすればいいか、2009年4月現在のモバイル状況をいろいろ調べてみました。

とはいえ、最近の状況は複雑怪奇・意味不明すぎて、全部調べ切れているわけではない、というかたぶん間違っていると思うので、「こっちの方が安いだろ」とか「こっちの方が縛りがなくて楽」とか「実際払う金額が間違っているぞ」とか、そういうのあればコメント・トラバ・メールで教えていただけると助かります。

なお、皆様インターネット中毒の方だと思われますので、ダブル定額的な形の料金プランでは、MAXまで使用された、と仮定しております。

Docomo:定額データプラン

7.2MBps↓/384kbps↑で使える、”定額データプランHIGH-SPEED”と64kbpsで誰が使うんだという感じの”定額データプラン64K”の2種類がありますが、もちろんHIGH-SPEEDプランを利用されると思います。FOMA携帯や通信カードをPCと接続して使うことが出来ます。

問題点:N2502, 905i以降を利用していないと使えない

料金:初回に携帯端末代(例:FOMA A2502で10000円程度)やFOMA USB接続ケーブル(1200円くらい)に加えて、毎月 バリューコース月額利用料金5700円 + プロバイダ料金 840円  = 6340円かかります。普通のFOMA携帯も使用できますが、その場合音声通話・imodeは利用できないようです。(つまり、1台で終わらせる、ということは出来ません)

au: PacketWINシングル(専用データカード使用)

ExpressCard/34対応のW06KとCF Type II 準拠(PCカード TypeIIアダプタ付き)のW05Kがあります。速度はEV-DO Rev.Aエリアで3.1Mbps↓/1.8Mbps↑。Mac用のドライバもあります。

問題点:USBタイプがない

料金:W06Kが新規1円です。月々の料金はau端末を持っていない人はフルサポートコースで6,600円/月、auを使っている人は6,300円/月です。

au: PacketWIN

今使っているau端末をUSB/BluetoothでPCに接続してネットを使用します。速度はPacketWINシングルと同じ。

問題点:対応機種が少ない。高い。

料金:ダブル定額などを使用して、最大で13,000円/月。これは通信料のみで月額使用料を含みません。プランSS+誰でも割で1,800円の月額料金が別途かかります。すでにau機種でPCサイトビューアーを限界まで使っている人は月の料金が7300円高くなる計算になります。つまり、PacketWINシングルを利用してもう一回線契約した方が安いです。他にプロバイダ料金(au.NET月額利用料900円)がかかりますが、対応プロバイダを使っている場合は必要ありません。

メリット:一台の端末で音声通話、E-mail、PCでのインターネットをすべて使用できる。

au: E30HT + WALKINGHOTSPOT

5月発売予定の法人向け端末E30HTと無線LANで通信して、インターネットを利用します。E30HT自体スマートフォンなので、ノートパソコンがないときでも単体でいろいろブラウジングが出来ます。個人向けの発売も予定されているようです。

問題点:一台で済まそうとするとezweb・e-mail(携帯)が使用できない。音声は可能。TouchFroが3Dじゃなくてなんだかがっかり。

料金:端末料金はまだ不明。あとの料金は上記PacketWINと同様です。

ソフトバンクデータ定額ボーナスパック

C01LC(USB端末)を使わないとPCでのインターネット定額にはならないっぽい?ホームページ分かりにくい。7.2Mbps↓/384kbps↑。

問題点:エリアむちゃ狭い。十万人都市レベルでは使えない。それ以外のエリアでは従量制になる。

料金:端末が一括で10000円くらい。あとは月額4980円。

Willcom

遅い。が、安いしエリアも広い。今一番現実的な選択肢かもしれない。スマートフォンもいろいろあるし。

いろいろ機種によって違うので一番手軽そうな”どこでもWifi”の例だと新規で頭金4800円、月額1980円(端末代金と月額使用料)を払う感じ。二年縛り。最大204kbpsのようです。

e-mobile/UQ WiMAX

残念ながらエリア狭い。僕の使いたい範囲をカバーするようになったらまた書きます。

とりあえずこんなところで。変更があればまた書きます。

EeePC

使わなくなっちゃいそうですが
EeePC
買っちゃいました。

とりあえず辞書代わりに使おうっと。

ITmedia D モバイル:ウィルコム、VGA液晶のWindows Mobile端末を投入──W-SIM対応の「W-ZERO3」

ITmedia D モバイル:ウィルコム、VGA液晶のWindows Mobile端末を投入──W-SIM対応の「W-ZERO3」

Microsoft Windows Mobile 5.0 日本語版搭載
W-SIMによるPHS通信に加え、IEEE802.11b準拠の無線LAN機能
POPやSMTP対応のメールも利用可能
添付データ付きメールの送受信も行える。
QWERTY配列のスライド式キーボードが搭載される
PC用サイトも閲覧可能なインターネットブラウザも搭載し、Flash対応サイトの閲覧も可能
133万画素CMOSカメラ
PCで作成したExcelやWordファイルなどの閲覧やデータ編集に対応。
音声定額の「ウィルコム定額プラン」や、インターネットの定額サービス「データ定額」に対応
Visual Studioで開発可能。アプリケーションプラットフォームとして.NET Compact Frameworkが利用でき、Windows向けソリューションの開発経験を持つ開発者が容易にソリューション開発できる

すごい!!欲しい!PHSじゃなくて携帯だったら絶対買ってますね。
通話はどうするんでしょ?ヘッドセット必須?