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成人・小児のGFR計算式

eGFR(推定糸球体濾過量) または CCr(クレアチニンクリアランス) が 腎機能の評価に使われます。

しかし、計算式にはいろいろなものがあり、大変わかりにくくなっているのでまとめておきます。

Cockcroft-GaultのCCr計算式

臨床現場でもよく利用されている式です。原典はCockcroft D W & Gault M H. Prediction of creatinine clearance from serum creatinine. Nephron 16:31-41,1976.です。18歳から92歳の249人を対象として求めらた式です。

体表面積1.73m2を基準にしているので特に小柄な人では値がずれやすいのに要注意です。また、Jaffé法(後述)を使用しています。

男性:   女性: 

この式で求めるのはeGFRでなくCCrです。クレアチニンは(イヌリンと違い)尿細管からの分泌を受けるため、厳密に言うと糸球体濾過量+αの排泄があります。そのため、GFRよりCCrの方が少し大きな値になります。CCrをeGFRに変換する数式としては、Leveyの補正を用います。

MDRD

MDRDはModification of Diet in Renal Diseaseの略です。 続きを読む