Microsoft Image Composite Editor

複数画像をドロップするだけで簡単にパノラマ画像が作れる「Microsoft Image Composite Editor (ICE)」(TERRAZINE)というエントリを見て実際に画像を合成してみました。すっごい性能良いですね、これ。むかしPhotoshopのPhotomergeって機能を使わせてもらったことがあるんですけど比べものにならないです。
ソフトの使い方はリンク先のエントリを見れば分かるとして、使い方にいくつかコツを見つけたので紹介。

ホワイトバランスは固定にする

ある程度はMS ICEが調整してくれるみたいですが、やっぱり固定にした方が調子はよいようです。フラッシュなんてもってのほか。ほとんどのデジカメならホワイトバランスは固定に設定できるはずです。

近くは出来るだけ写らないようにする

遠くの風景メインで合成したいときにすぐ近くの物体が写り込んでしまうとそこだけつなぎ目が不自然になったりしてしまってちょっと残念になってしまいます。近くの物体は写す角度によって大幅に見た目が変わってしまうので合成が難しいようです。できるだけ写り込まないようにしましょう。もしくはMS ICEに喰わせる前にトリミングしてしまうのも手。

たくさん撮る

一方向に付き最低でも二枚ずつ撮った方が良いと思います。あとから「この方向の写真だけちょっと微妙…」と思っても、もう二度と取り直しは出来ません。天候や時間によって撮れる写真は異なります。
変な角度の写真も撮っておくとあとで使える場合も多いです。真ん中の下がほんのちょっとだけ欠けてるから大きくトリミングしなければいけなくなった…なんてことを避けるためにもいろいろな方向を撮っておきましょう。

出来るだけ少ない画像から試す

せっかくたくさん撮ったのになんで!と思われるかもしれませんが、できるだけ少ない写真を使った方が合成する場所が少なくてすむのできれいな画像が出来るようです。
具体的に言うと
photomerge撮影法
1の様な画像を作りたいときに、ついつい2の方が良い画像が出来そうな気がします。でもそうではなく3のような画像を使用した方がきれいな画像が出来ました。
何枚も撮っているとどんどん画像を追加したくなりますが、ここはぐっとこらえて、全体をカバーできる最小の枚数から試してみてください。するとつなぎ目が不自然な場所や欠けたオブジェクトのある場所が出来ると思います。こんどはそこの部分が写っている画像を追加してもう一度MS ICEに喰わせる。それを繰り返すのが良い画像を作るコツだと思います。
画像が多い方がデキがよいかと思って何十枚も撮った写真を喰わせてみませたが、五枚から作った画像に明らかにまける結果となってしまいました。

絶対に切れて欲しくないものが写っているものをまず選ぶ

どうしても切れて欲しくないもの(人物とか、オブジェとか)をまず選んで、その近隣・間となる写真を選ぶとつなぎ目になる部分が目立ちにくい場所になるのでおすすめです。

とかなんとか色々言いながら、↓の写真はそんなこと考えずに手元にあった写真をたんにドラッグアンドドロップで合成したものですw
canal
でも、充分きれいに合成できているのが分かると思います。

オープンソースだとhuginというのもあって、こっちの方が細かい設定が出来るけど、性能が格段に良いってわけではないみたい。ただ、MS ICEはフルオートなのに対して、huginはキーポイント(どの点を頼りに画像の合成を行うか)を手動で編集できたりして、変な画像になったときに対処しやすい。MS ICEでやってみて、無理だったらhuginでちまちまやるってのが楽で良いんじゃないんかな。

Microsoft Image Composite Editor」への8件のフィードバック

  1. alphonse

    僕はもっぱらautostitchを使っています。
    パノラマ写真は面白いよね。

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  2. 匿名

    [おすすめ]簡単パノラマツール「Image Composite Editor」の2回目以降起動しなくなるバグが改修

    とても簡単にパノラマ画像を作成できるツール「Microsoft Image Composite Editor (ICE)」のVer1.1r1がリリースされた。 Microsoft Research Image Composite Editor (ICE) 大きな変更は、各方面で問題になっていた、「ファイルの保存先をデスクトップなどの2バイト文

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  3. ma9

    はじめまして!
    先日ICEを知ってからパノラマ用の写真を撮りまくっており、こちらのエントリは自分的にタイムリーでとても参考になりました^^
    自分の部屋の写真を40枚ほどぐるぐる回りながら撮影し、360度パノラマを構築しようとしたのですが、ICEでは少し乱れてしまいました。
    そこでhuginでキーポイントを40枚分(徹夜して…)設定して作成したのですが、どうしてもベネラ探査機の金星の地表画像みたいに継接ぎが目立つものしか出来ず、そのうえキーポイントがあまり配置されていない部分に欠落が見られました。
    出来上がりの全体的クオリティー、さらに処理速度をみても、ICEに軍配が上がるようでした。
    現段階ですでに非常に高い完成度を誇るICEですが、これ以上の機能を望むなら、やはりhuginのように手動でキーポイント設定が出来るようになることですかね?。
    写真の接合解釈の一部を人間が補えるようになれば、パノラマ作成ソフトとしてはもう最強!!な気がします。

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  4. ma9

    連コメすみません。。
    huginで継接ぎになってしまう…と書いたのですが、プレビューの話でした。実際にスティッチングした画像は、だいたいスムーズに接合されているようでした。
    huginの名誉のために謹んで訂正いたします。。

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  5. kcrt

    徹夜でのキーポイント作成お疲れ様ですlol
    huginは手動でどこまでも出来るのがすごいですよねー。ただ、キーポイントがどの写真組み合わせにあるのか見渡しにくいのが難点だと思います。

    マーズ・パスファインダーの地表画面がスムーズなのはMS ICEを使ったに違いないw

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