asahi.com:「タミフル」を国内生産へ 中外製薬

asahi.com:「タミフル」を国内生産へ 中外製薬

世界的に需要が急増している抗インフルエンザ薬「タミフル」が日本でも生産される見通しとなった。現在は、独占製造するスイスの製薬大手ロシュから子会社の中外製薬が輸入して国内で販売しているが、中外が国内生産する方針を固めた。生産開始は早ければ2年後になる。将来にインフルエンザが大流行する事態に備え、タミフルを国内で安定的に供給する体制をつくるのが狙いだ。

現在、タミフルの生産は特許を持っているロシュ社のみがしていますが、中外製薬が生産に乗り出すようです。
数年以内に予測されているパンデミック(世界的大流行)を懸念しての事なのでしょう。
ただ、タミフルが予想されるパンデミック時に本当に“使える”状態で残っているかどうかが疑問です。というのも、ウイルスが耐性を持つ可能性があるからです。

例えば、インフルエンザに有効であったアマンタジンには耐性株が増えてきています。特に、中国ではアマンタジンを飼料に混入して使うといったむちゃくちゃな使い方をしてしまい、耐性ウイルスが拡大を進めてしまいました。

また、中国の大手製薬会社である広州白雲山製薬総廠(広州製薬)が、インフルエンザ治療薬「タミフル」の製造元であるスイス・ロシュ社からライセンス供与を受けずに、「タミフル」の類似薬を独自生産する方針を立てています。このような違法すれすれの方法で(違法?)、大量にタミフルを生産して乱用するような事があれば、パンデミックウイルスがタミフルに耐性を持ってしまい、絶望的な状況になる可能性も否定できません。

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